難しい事を言うつもりはありませんが、一度きりの人生、考えてもいいと思う事は結構あります。
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西風と太陽(オキナワ02)
いくら想像力が逞しくて、物わかりのセンスを持ち合わせていても、陸続きでない南の島までやって来て、そこで6,7年ぶりに一人でツーリングをしようと思えば、これはちょっとした冒険だと身構えざるを得なかった。サンゴ礁の写真をバックに、蛍光ピンクや蛍光イエローの文字が、ひと時も休んでいる間はないのだよと急き立てる商魂のオバケのような旅情報誌でさえ、非日常を最大限謳歌しようとして悶々とする僕には親切な道しるべのように見えた。
しかしこの島が、一体どういう場所であるのか、情報誌を読めば読むほど、それは説明が難しいのだった。マリンブルーや、あるいはエメラルドグリーン、南国らしい果実のショッキングな色彩は、鉛色で閉ざされる冬も日常としている感覚からすれば、俄には信用ができない。現実味を帯びないから、夢物語の中をバイクに跨ることになるのだろうか?これは本意ではない。僕はシッカリと胸に刻んで持ち帰らないといけないのだ。そうする義務がある。この旅に出るために、もうすでに多くの折り合いがお膳立てをしてくれたのだから。例の台風には遠慮してどいてもらったし、前日までの仕事の疲れから一瞬おかしくなった体調も治まった。娘さえも理解して協力してくれている。まだ少し西風が強いが、明日は止むだろうか?(つづく)
$つぶやき以上虚言症未満-娘
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