難しい事を言うつもりはありませんが、一度きりの人生、考えてもいいと思う事は結構あります。
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模倣が導く世界とは・・・
中国に今度は「偽IKEA」、コンセプトを丸ごと模倣
 [昆明(中国) 1日 ロイター] 米アップルの直営店「アップルストア」を完全に模倣した偽店舗の存在..........≪続きを読む≫


・・・こういう記事は興味深いです。

乾いたスポンジのように消費社会を拡大していくこの国では、お金が人々の価値観を均質化していく様をまざまざと見せてくれますね。僕の私的な見方では、IK○Aというのはもともと、ブランド至上主義の市場を解体して、生活とはもっとシンプルで気楽で、センスや工夫に対する能動的な姿勢こそが価値ある事なのですよ、と言う提示をすることで、消費者に新鮮な価値観をもたらしている存在だったと思います。それは北欧モダンという生活様式が、なんとなくアジアの東端から見れば、小洒落ていて合理的だというイメージにも支えられていたけれども、その本質としては、商品を選ぶことに自由という間口を広げる代わりに、質素な中にも生活する人自身の工夫や能動を要求するものだったのです。(僕はそう捉えています)

ところがこの記事を読むと、かの国ではIK○Aは、手っ取り早くブランドイメージを身に纏うことのできる一つのメルクマールとして捉えられている印象があります。「欧米ブランドへの憧れ」、はたまた「知的所有権やサービスの模倣」があることは、お金が動く原動の分野ならやむを得ないことなのかも知れないですが、その結果導かれるものが、人々の価値観が、「IK○A」をお金で得られればそれで最良」「IK○Aの商品のある我が家は(イケ家?)」という受動的なレベルの高くない消費に落ち込んでしまうものだとすれば、なんだか一昔前の我が国を見ているようで、もどかしい感じがするのです。
お金で買うことができるものより、お金では買えないものが多い世の中のほうが、生きていて楽しいのではないか、最近よくそう思います。

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