難しい事を言うつもりはありませんが、一度きりの人生、考えてもいいと思う事は結構あります。
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ロマンとはなんであるか

僕は「ロマン」という言葉を日常的に使う人なのですが、人によってはこの言葉は胡散臭いものとか、今時恥ずかしいものとか、そういった印象を持つことがあるようです。また、概念として漠然としていて、使っているわりには直感的でない、少し自分とは距離のある、そういう言葉として位置づけられているのではないかと思います。


そこで僕なりに、少し勉強したことも絡めて、この「ロマン」という言葉を実感のある言葉に近づけてみたいと思います。以下は、「ロマンって何?」というある掲示板の投稿に、僕が書いた解答です。


一言で言うと、ロマンというのは「内なる世界」のことだと思います。さらに言うと、人間の存在を人間たらしめているものは、「善い」や「ほんとう」や「美」といった価値の秩序を持っていることなのですが、どんな人間でも、その生の原動や根源を突き詰めると、「真・善・美」に惹きつけられることに行き着きます。よりほんとうのもの、より善いもの、より美しいものを求めることが、全ての源泉になっているのです。また、価値の秩序を秩序たらしめるためには、他者との認め合いの関係が必要になります。人間は自我の中に価値の秩序を持ち、他者と認め合いを行うことによって、この価値秩序を育てていきます。
そこで「ロマン」とは、「内なる世界」だと書きましたが、「内なる」というのは、この人間が持っている自我のことです。そして「世界」というのは、自我の中に展開するその人の惹きつけられの地平、ベクトルのことです。あなたにも実感があるかも知れませんが、よく言われることに、ロマンと現実世界の折り合いというものがあります。つまり、内なる世界を膨らませることと、現実世界が自我に要請するものとは、相反するということです。芸術家に変人が多い理由は、あまりにロマン性が自我の多くを占領しているために、現実世界(他者)との折り合いがつかなくなっている状態なのです。
また、女性のロマン性が語られることが少ないのは、子どもを産むという性の本分が、自我の内実として現実世界に対応すべく働きかけているからだと思います。概して男性が夢想的で環境の変化に弱いことに対し、女性の環境適応能力が優れているのは、こうしたロマン性の占める大きさの大小を如実に物語るものではないでしょうか。


・・・どうでしょうか。まだまだ言い尽くせてませんね。考える一つの契機としてください。

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